エビ引越し作戦 準備編
エビちゃんが逝って十日。
生命とはなんと儚いものなのか。
虚しい。まるでエビの抜け殻のようだ。
いや、脱皮の抜け殻は成長の証。なんの成長もない私は、エビの抜け殻にも劣る…
これがエビちゃんロスト症候群というやつなのか。
こちらのエビはすこぶる快調ではあるが、このまま部屋の中に置いていたら必ず死ぬだろう。
今はまだ室温が最高でも32℃程度だが、夏になると40℃近くまでいってしまうから。
それに水温管理にすっかり疲れてしまった…。
そこで行き着いた答えは、ベランダでの屋外飼育。
睡蓮鉢に入れて浮き草やメダカと共に過ごしてもらうのだ。
それで夏を乗り切れるという確証はないのだが、これが私に出来る最大限の努力である。
さっそくアイリスオーヤマのプラ製睡蓮鉢を購入。
今日から作戦スタート。
まず準備だ。
なぜ作戦を急ぐかというと、数日前の地震ですっかりびびってしまったから。
こちらは震度3ではあったのだが、水槽の水が少しこぼれた。
受け皿を敷いているので大事には至らなかったが、やっぱり机の上で飼育というのは危険すぎる。
一応机を押さえて、というか少し持ち上げて人力免震を行なったのだが、目の前でチャップンチャップンいってて、かなり恐怖したよ。
エビも右往左往していた。
もう一刻の猶予もならん!いつまた地震が来るかもしれないのだ。
もし無事に夏を越えられたら、部屋を片付けて水槽の置き場所を設けよう。
今日の準備は鉢にソイルを入れて注水。
ソイルはミナミヌマエビを迎えるにあたって購入したプラチナソイルの余り。
引越しの際は水槽のソイルも少し入れようと思う。
水は今回からハイポを使わず日光でカルキを抜くことにした。
今回で最後のメンテとなるエビの水槽にも使った。
エビ水槽の水も引越しの時にミジンコごと入れてやるつもりだ。
エビちゃん亡き後もずっとエアレしていたのは、このためだったのだ。諦めきれない気分もあったし…
とりあえずこの状態で週末まで置いておく。
今週末に引越し実施だ。
あと浮き草(ホテイ草とかいうやつ)。
メダカが居ない状態だと蚊が産卵にきてしまうかもしれないので、100均の園芸用防虫ネットをかぶせておいた。
しかしあと1週間でお別れとなると、寂しいものがあるなぁ。
スケルトンなのでどこにいるのか分かりません!
物陰にいられると安否確認もままならない。
脱皮した抜け殻との見分けもつかないです!
間に合わなかった試作機
PC用の冷却ファンを改造。
こうやって使う予定だった。
本当はこのソーラーを使って永久機関にしようと考えていたのだが、試しに乾電池に繋いでみたら全く動かず、断念。
100均のUSB LEDライトをバラして電線をハンダ付け。
ブオオオオー!
すごい!動いた!!しかしこのカラフルなLEDは何…
今となっては出番なしですな。
まるでエビちゃんなんか居なかったかのようで、それ見ていたらなんかじわっときてしまったよ。